人気ブログランキング | 話題のタグを見る

福田俊司 写真展 ~「鴛鴦(おしどり)」世界でもっとも美しいカモ~

福田俊司 写真展 ~「鴛鴦(おしどり)」世界でもっとも美しいカモ~_e0227942_22124646.jpg
いつものようにギャラリーハンナさんの藍染の暖簾をくぐって玄関の引き戸を開けると、真っ先に目に入ってきたのは鮮やかな友禅の着物。
描かれているオシドリをテーマにした写真展が2日(土)からこちらで開催されている。


福田俊司 写真展 ~「鴛鴦(おしどり)」世界でもっとも美しいカモ~_e0227942_22165116.jpg
写真家の福田俊司さんは、2013年に世界で最も名誉ある自然写真コンテスト「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー・コンテスト」絶滅危惧種部門「特別賞ジェラルド・ダレル賞」で日本人初1位を獲得。
2015年にはオシドリの写真でNATURE'S BEST BACKYARDSのウィナーに。

今回の写真展では受賞作品も展示してあるそう。
この企画を聞いたときからずっと心待ちにしていたので、早速訪れました。


福田俊司 写真展 ~「鴛鴦(おしどり)」世界でもっとも美しいカモ~_e0227942_22361591.jpg
ギャラリーハンナさんのレトロな空間に色鮮やかなオシドリの写真。
アクセントに飾られた小物もオシドリ。
鳥好きにはたまらないわ~!


福田俊司 写真展 ~「鴛鴦(おしどり)」世界でもっとも美しいカモ~_e0227942_22381213.jpg
そして、まさかいらっしゃるとは思わなかった福田さん。
とっても気さくに質問に答えてくださるので、ついつい。

動物を撮るようになったきっかけは?
「昔は日本中どこでも動物が見られた。でもいつの間にかどんどん身の回りから消えていって、これは記録に残していかなければいけないと思って」

シャッターを切るタイミングは難しくないですか?
「Don't think, shoot! 考える分だけ遅くなる。かといって何も考えないわけではない。深層の部分ではちゃんと見極めている」

なぜロシアで撮影を?
「マスコミは日本とロシアが如何に違うかを強調する。でも、ロシアと日本は良く似ている。日本が失ってしまった自然がいっぱい残っている」
「日本で減ってしまった野鳥(渡り鳥)がロシアでは増えている。日本だけを見ていては自然の流れが分からなくなる」

ロシアのカメラマンですら入れないような地域でも合法的(学術的)に入れる資格を持つ。
福田さんは話が上手でつい聞き入ってしまい、夫が待ちくたびれてしまったよう。
写真も全部は見られていないし、次は一人で訪れましょう。


福田俊司 写真展 ~「鴛鴦(おしどり)」世界でもっとも美しいカモ~_e0227942_22580115.jpg
帰る前にサイン入りの写真集を購入。大切な一冊ね。


福田俊司 写真展 ~「鴛鴦(おしどり)」世界でもっとも美しいカモ~_e0227942_23001003.jpg
写真展は10日(日)まで。
開廊時間 11:00~17:30 期間中無休
ギャラリーの公式サイトはこちら


いつも読んでくださってありがとうございます。
励みになっておりますので、応援ポチお願いしますね。


よろしかったら、こちらもポチしていただけると嬉しいです(*^^*)



by vivian-style | 2017-12-03 23:05 | イベント・セミナー | Comments(0)

誤解している人が多いので書いておきますが、このブログで収入は全く得ていません。むしろ毎月会費を支払っているんですよ。


by vivian