これは少し前の記事。

3月末、宇都宮の桜がまだ咲き揃う前に茶寮やすのさんで桜をテーマにした茶事が開催されました。
このお茶事は、お茶の文化を継承していきたいという女将さんの想いの詰まったもの。
どんな内容になるのか楽しみですね。
会場の仕度が整ったら手を清めて入場です。
普段着物を着る機会がないので、こちらの茶事の時だけは着るように心がけています。
今回私の席は気の抜けない末席です。主客よりは全然気楽ですけれどね。
最初に運ばれて来た膳には一文字(桜ご飯)、汁は桜麩と桜ゆり根、向付は桜鯛の昆布締め。
文字通り桜尽くしだわ。
ここから先は主客から順番に自分の分を取り分けます。
こんな風に一人分が分かりやすいものは取りやすいけれど、取った後の見た目が美しくなるようにしなければならないので気を遣います。
私は末席なので、残ったものを取れば良いだけです。
焼き物は桜鱒。これ、焼き加減が最高でした。
煮物は穴子、筍飛龍頭、蕗。春の味覚ですね。
酢の物は平貝、いくら、タラの芽、蕨、独活、芹。
取り分けの難易度が高いですね。遠慮し過ぎると最後の人間(この日は私)が泣くことになります。
皆さんちゃんと考えて取ってくれたので助かりました。
箸洗いは蕗の薹。これが出ると食事はそろそろ終盤です。
初参加の人たちのために、女将さんが千鳥につて詳しく説明しながら取り分けてくれます。
稚鮎の木の芽田楽、蚕豆。
この日の日本酒は仙禽でした。私は禁酒中なのでお茶です(涙)
香の物と湯斗をいただいたら、懐紙で器をきれいにしてこの形にセット。
何故か毎回この形を忘れてしまうんですよね。
食事の後は部屋を変えてお茶をいただきます。
まず最初は若女将にたてていただきます。
主菓子は花見団子。練り切りで中に餡が入っています。
一巡したら、次はお互いにお茶を点て合います。
友人がスマホで撮ってくれました。
和蠟燭の灯だけの暗い中で、スマホって本当に賢いわ。
当日の雰囲気だけでも伝わるようにと1分半ほどの動画にしてみました。
よろしかったらご覧くださいね。
いつも読んでくださってありがとうございます。
励みになっておりますので、応援ポチお願いしますね。

よろしかったら、こちらもポチしていただけると嬉しいです(*^^*)
htmx.process($el));"
hx-trigger="click"
hx-target="#hx-like-count-post-33580424"
hx-vals='{"url":"https:\/\/aprodite.exblog.jp\/33580424\/","__csrf_value":"002f8d496726b1f24151afa5bdb0126f6a3bf81b993859db8e7f54d7bda5a9559fc25eb6ea53b218a7e492a672bd11d642a866fecb1b55129c4b3ccb829d0fdd"}'
role="button"
class="xbg-like-btn-icon">