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日々の贈り物(私の宇都宮生活)

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ワグナー・ナンドール アートギャラリー

友人の栃木旅行2日目。行き先は益子。
益子の中でも、ここは是非とも見て欲しい場所。
通常は春と秋の陶器市の時に開館していて今は休館中なのだけれど、事前に見学の予約をしておいた。

*ワグナー・ナンドール(Wagner Nandor 日本名:和久奈 南都留)1922~1997 ハンガリー出身の彫刻家。建築家でもあり、このギャラリーを設計・建築。

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最初に出迎えてくれるのは風に吹かれながら凛と立つ聖徳太子。
心持ち前傾姿勢なのは、風が強いからだろうか。


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受付で出迎えてくれたのはナンドール夫人のちよさん。ちょっとビックリ&感激。
最初にワグナー・ナンドール氏の資料DVDを鑑賞してから、館内を案内してもらう。
(館内は撮影禁止)
夫人から直接話を聞けたことで、更にナンドール氏と作品について理解出来たように思う。


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庭へ出て一つ一つ作品を見ていく。


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こちらは、とても印象的な『哲学の庭』という作品。
正面に見えるのは地面に身を投げ出したアブラハム。
傍らに佇む(時計回りに)エクナトン・キリスト・釈迦・老子。彼らの目線の先には丸い球体。

私は、文化・宗教などの相違点よりも各々の共通点を探しているのです。
共通点を通してしか、お互いに近づくことは出来ないのです。


球体は彼の信念、平和への想い。


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こちらはキリスト。「私が思うキリストとは随分姿が違うのだけれど」と、ちよ夫人に聞いたところ、
ナンドール氏が死にかけた時、グロリアに包まれたキリストが現れたそうで、その時の姿なのだとか。


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第2次世界大戦に志願して重傷を負い、ハンガリー動乱を経験して、スウェーデンへ亡命。やがて日本で最期を迎えるまでの長い年月彼が平和を祈り続けたように、彼の作品もまた祈り続けるのだろうか。

そうそう、最初の聖徳太子の像。「風に吹かれているんですね」と聞いたところ
「逆境に立ち向かう自分の姿を現しているのだ」とナンドール氏が言っていたと。

栃木県芳賀郡益子町益子4338  TEL 0285-72-9866
公式サイトはこちら

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Commented by herb tea at 2012-09-07 09:37 x
お互いの共通点を探して近づく姿勢って大切ですね。

ナンドール氏は銅像を作った方ですか?
知識がなくってすみません。
Commented by vivian-style at 2012-09-07 09:56
herb teaさん
指摘をありがとう~。
説明不足だったので、ちょっと説明文を追加しました。
彼は彫刻家なんだけれど、館内には彼の描いた素晴らしい絵画もあるんですよ。
一番驚くのは、日本に来て最初にご夫婦でアトリエを作った話でしょうか。手作りとは思えないほど本格的で立派なアトリエです。
by vivian-style | 2012-09-07 00:03 | お出かけ・名所 | Comments(2)

誤解している人が多いので書いておきますが、このブログで収入は全く得ていません。むしろ毎月会費を支払っているんですよ。


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