香川 大介(かがわ だいすけ)さん 34歳 ~画家~
2016年 01月 16日
インタビューシリーズ第3弾は、日光市在住の鬼才香川大介さん。
全くの偶然なのですが、本日(16日)付の下野新聞朝刊の文化面に香川さんがインドで描いてきた壁画についての記事が載っていますので、興味がありましたらそちらも読んでみてくださいね。
今回は、息子の中学時代の後輩で画家志望の男の子(高校3年生)も帯同しました。
結婚して1年の可愛らしい奥様も同席して、和やかなムードで。
私が香川さんに興味を持ったのは、Facebookで見た動画がきっかけでした。
今まで見たこともないような作風、そしてパフォーマンス。
どうしても話が伺いたくて、日光在住の知人にお願いしいて紹介していただきました。
現在、香川さんは古民家を改装してギャラリー兼ショップをオープンさせるために日夜そちらにかかりきりで、作品は製作していないそうなのですが、これならと出してくれたのがこちらの皮革に描かれた絵です。
大きさが分かるようにこの写真をアップしますね。
正面から見ると、このように色鮮やかで摩訶不思議な絵画。これを更にアップで見ると
この通り。どんなに緻密で繊細かお分かりいただけるでしょうか。
香川さんは福岡県出身。
高校卒業後、東京に出てアルバイトをしながら好きな絵を描き1年に3回個展を開いていたそう。
最初はボールペン画や油性ペン画。
独学で感性の赴くままに絵を描き続け、絵だけで食べていけるかどうか試そうと2005年から2年間、沖縄から北海道まで製作しながら縦断。
その時の経験や知り合った人の存在が今も大きいと。
--日本縦断の旅は最初からうまく行ったんですか?
沖縄からスタートしましたが、最初は全然売れなくて辛かったですね。
たまたま九州の教会でシスターに墨を渡され、Tシャツに和柄を描いたら刺青Tシャツとして売れ出しました。
それが今の作風の原点になったかも。
刺青Tシャツを売りながら歩き、時には壁画を頼まれることもありました。
その時の縁で2008年、日光に工房を構える。
--独学で絵を描く苦労は?
例えば、紙一つとっても、何が最適かは試してみないと分からないんです。
でも、回り道となってしまっても自分の経験から学んでいきたいと思っています。
--どの作品もとても緻密ですけれど、下書きはされているんですか?
描きながら手が動くので下書きはしないですね。
最後どうまとめるかは考えますけれど。
--どこから描き始めるんですか?
良く聞かれますが、分からないです。気が付いたら描き始めている感じで。
--かなり集中力が必要だと思うのですけれど。
話しかけられても全然平気です。描くのが少し遅くなるくらい。
--こんな細かい作品をずっと描いていたら集中が切れませんか?
5~6枚、7~8枚を平行して描くので大丈夫です。
--タイトルありきで描くんですか?
出来上がりを見てタイトルを付けています。
タイトルなしの作品も多いんですけれど。
現在は墨とアクリル絵の具や岩絵の具を使って和紙(麻紙)に描くことが多いそう。
現在改装中のこの古民家も殆ど香川さんご夫婦で作業されているそうで。
奥様に香川さんがどんな人か伺いました。
--あんな繊細で緻密な絵を描くのだから、神経質だったりするんでしょうか?
作業は細かいけれど、おおらかな人なんです。
お料理も大工仕事もプロ並の香川さん。
奥様によると「器用で粘り強い」
なるほど~!
最新作は奥様の作った洗面台への絵付け。
どんなギャラリーが出来上がるのか楽しみですね。
オープン予定は今年の春とか。
作品は、下記の場所でも見られます。
・鹿沼市の日光珈琲朱雀
・鹿沼市の常陸屋呉服店
・宇都宮市のステーキ棟國
・日光市の幾何楽堂
香川さんのブログはこちら
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全くの偶然なのですが、本日(16日)付の下野新聞朝刊の文化面に香川さんがインドで描いてきた壁画についての記事が載っていますので、興味がありましたらそちらも読んでみてくださいね。
今回は、息子の中学時代の後輩で画家志望の男の子(高校3年生)も帯同しました。
私が香川さんに興味を持ったのは、Facebookで見た動画がきっかけでした。
今まで見たこともないような作風、そしてパフォーマンス。
どうしても話が伺いたくて、日光在住の知人にお願いしいて紹介していただきました。
大きさが分かるようにこの写真をアップしますね。
香川さんは福岡県出身。
高校卒業後、東京に出てアルバイトをしながら好きな絵を描き1年に3回個展を開いていたそう。
最初はボールペン画や油性ペン画。
独学で感性の赴くままに絵を描き続け、絵だけで食べていけるかどうか試そうと2005年から2年間、沖縄から北海道まで製作しながら縦断。
その時の経験や知り合った人の存在が今も大きいと。
--日本縦断の旅は最初からうまく行ったんですか?
沖縄からスタートしましたが、最初は全然売れなくて辛かったですね。
たまたま九州の教会でシスターに墨を渡され、Tシャツに和柄を描いたら刺青Tシャツとして売れ出しました。
それが今の作風の原点になったかも。
刺青Tシャツを売りながら歩き、時には壁画を頼まれることもありました。
その時の縁で2008年、日光に工房を構える。
--独学で絵を描く苦労は?
例えば、紙一つとっても、何が最適かは試してみないと分からないんです。
でも、回り道となってしまっても自分の経験から学んでいきたいと思っています。
--どの作品もとても緻密ですけれど、下書きはされているんですか?
描きながら手が動くので下書きはしないですね。
最後どうまとめるかは考えますけれど。
--どこから描き始めるんですか?
良く聞かれますが、分からないです。気が付いたら描き始めている感じで。
--かなり集中力が必要だと思うのですけれど。
話しかけられても全然平気です。描くのが少し遅くなるくらい。
--こんな細かい作品をずっと描いていたら集中が切れませんか?
5~6枚、7~8枚を平行して描くので大丈夫です。
--タイトルありきで描くんですか?
出来上がりを見てタイトルを付けています。
タイトルなしの作品も多いんですけれど。
現在は墨とアクリル絵の具や岩絵の具を使って和紙(麻紙)に描くことが多いそう。
奥様に香川さんがどんな人か伺いました。
--あんな繊細で緻密な絵を描くのだから、神経質だったりするんでしょうか?
作業は細かいけれど、おおらかな人なんです。
お料理も大工仕事もプロ並の香川さん。
奥様によると「器用で粘り強い」
なるほど~!
どんなギャラリーが出来上がるのか楽しみですね。
オープン予定は今年の春とか。
・鹿沼市の日光珈琲朱雀
・鹿沼市の常陸屋呉服店
・宇都宮市のステーキ棟國
・日光市の幾何楽堂
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by vivian-style
| 2016-01-16 22:06
| インタビュー
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