太宰治が描く女たち ~しき読みの会~ 「弥生読み」
2016年 03月 06日
朗読インストラクターもしている友人から誘われていたので、楽しみに訪れた。
受付を済ませたらワンドリンクオーダーして2階へ。
早めの時間帯だったので、一番前の席を確保。これで写真も撮り易いわ。
太宰の短編は読んだことがなかったので、凄く新鮮。
冒頭の言葉から聴衆をぐいぐい物語の世界に引き込んでいく阿部早苗さんの力量も素晴らしい。
いつの間にか、主人公の和子と阿部さんがシンクロしてしまうほど。
柳のようにしなやかな物腰で、コトバに不思議な余韻が宿る。
ウサギとたぬきの掛け合いを青木さんと阿部さんで。
カチカチ山とはそういう解釈であったのかと合点してしまうほど説得力のある内容で面白く、あっという間に終演を迎えてしまった。
後で伺ったら客席は満席だったそうで、こういう文化が根付いていくのも素敵ねと思ってみたり。
太宰治は数えるほどしか読んだことはなかったけれど、こうして朗読してもらえると印象に残るわ~。
家に帰って、思わずネットでルノワールのリイズを検索してしまったほど。
「日傘をさすリーズ」・・・あぁ、なるほどこれがそうなのね。
とても贅沢で充実した時間をありがとうございました。
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by vivian-style
| 2016-03-06 22:04
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