横山博 ピアノリサイタル ~ドビュッシー 波の戯れ~ in 西方音楽館
2017年 07月 02日
ここで横山博氏によるピアノリサイタルが開催される。それもドビュッシー。
直前に横山氏に会えたので撮影の許可をいただく。
地方の田舎から世界に向けて音楽を発信したいという思いが込められているそう。
横山氏はクラヴィコードやチェンバロのテクニックを応用。音との対話が繊細で美しい。
《ベルガマスク組曲》
それぞれの曲の終わりが面白い。そう言えば、こんな風に切れる音を最近聞いていなかった。
後で音楽に詳しい友人に聞いたら、横山氏のペダル使いは楽譜(原曲)に忠実で派手に響かせたりすることはないとか。
改めて当日渡されたプログラムを読む。
フルート奏者の川上哲朗さんの書かれた文章が熱い。
特殊な効果を狙った場所以外、ドビュッシーの楽譜にはペダルの指示が全く書かれていないんですって。
ドビュッシーによる4手ピアノ連弾版。共演は羽賀美歩さん。
そんな難曲にも関わらず二人で合わせたのがたったの11日だったという話なのに、きっちり仕上げていて・・・さすがプロね。
まさかの行動にカメラが間に合わない。
それにしても素晴らしい演奏の上に眼福。
一気に駆け抜けるように12曲。
全曲感想をメモ書きしていたのだけれど、同じ印象の曲が一つとしてない。
アンコールは2曲。
私の隣に座っていた女性は感動で涙が出たそうで。
小さい頃のバイエル止まりの私には、頭の痛くなるような音符たちでした。
横山博氏のブログはこちら
何故そのブログタイトルと副題?という突っ込みはさておき、演奏会のスケジュールや今回の川上氏の文章もありますので興味がありましたら是非。
西方音楽館の公式サイトはこちら
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by vivian-style
| 2017-07-02 22:02
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