日々の贈り物(私の宇都宮生活)

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青木ひろこのリーディングカフェVol.23 in ティールーム パ・ド・ドゥ

今年の1月から3月まで、鵜飼さんのところで朗読を習っていたのだけれど、月2回夕方というのはなかなか都合をつけにくくて。
かと言って、せっかく始めたのだから続けたい。
そこで、今月から月に1回だけ青木さんのところで教えていただくことにした。

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この日は、その青木さんの生徒さん二人と青木さんによる朗読会。


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まず、青木ただす氏の「バラの掟」という短編。
飾られた版画は、版画家でもある作家本人の作品。
穏やかなストーリーが読み手の声質や雰囲気と合って、とても心地いい。


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次の作品は夏目漱石の「夢十夜」から「第六夜」
この話は難しいので少し解説をと、ノーベル化学賞を受賞した福井氏に触れてから朗読開始。


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どうやら話の舞台は明治時代らしい。
けれども、鎌倉時代の運慶が登場し、時代感覚が混沌とし始める。
そんなことはお構いなしに話が進むし、夢物語だからそれもありかと一人合点しようかと思っていたら、最後の一文が
「それで運慶が今日まで生きている理由もほぼ分かった」

「運慶」が象徴しているもの、漱石がこの話を書いたころの時代背景、そういったもの全てを考慮しないと、この最後の一文の指す「理由」は分からない。
そして、明確に分からない「理由」を私たちに考えさせるために漱石はこの文章を入れたのでは?と勘ぐってしまうほど巧みだ。


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最後は青木ひろこさんによる太宰治の「葉桜と魔笛」
この作品、実は私が初めて青木さんの朗読を聞いた時のもの。その時の記事はこちら
あれからもう2年も経つのね…と感慨深い。
あの頃は、まさか自分が朗読を学ぶなんて考えてもいなかったわ。

「朗読は音読とは違います」
この言葉が今の私にはとっても重い。

ティールーム パ・ド・ドゥの朗読会は毎月第一木曜日の午後2時から。
奇数月は青木ひろこさん、偶数月は鵜飼雅子さんの担当です。
午後のひと時、気軽に朗読を楽しめるのでお勧めですよ。

宇都宮市吉野2-3-15  問い合わせ・予約 028-632-0201
営業時間 11:00~18:00


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by vivian-style | 2018-05-03 22:15 | イベント・セミナー | Comments(0)

誤解している人が多いので書いておきますが、このブログで収入は全く得ていません。むしろ毎月会費を支払っているんですよ。


by vivian