みずほの焼 登り窯焼成見学 ~陶芸作家 増渕明~
2019年 04月 16日
宇都宮に登り窯があることをご存知ですか?
しかも、山の中じゃなくて住宅地から近いところに。
昨年秋、陶芸作家の増渕明さんに窯焼きを見学したいと頼んでおいたら、この日(8日)焼いていると声をかけていただいて。
遠くからでも煙が見えたので、それを目印に車を走らせる。
ほとんど見落としそうな雑木林の入り口に看板発見!
車一台がやっと通れる道を奥へ。出られなくなったらどうしましょうと少し不安になりながら。
本当にありました! 二つの部屋を持つ登り窯。
この辺りは平たん地だと思っていたけれど、元々あった多少の傾斜の低いところを掘って高い方は盛り土したそうで。
周辺は住宅地だけれど?とうかがったら、窯を構えた頃この辺り一帯は雑木林だったと。
窯焼きの黒煙で火事と勘違いされないように、事前に届けは出しているそうです。
宇都宮のしかも住宅地のすぐそばに登り窯があるなんて誰も思わないわよね。
赤々と燃える窯。
6日から火を入れて休むことなく最終日の8日。
一人で薪をくべ続けるのは無理よね…と思っていたら、登り窯仲間が二人(そのうち一人は本当は来るはずだった旦那様が腰を痛めて代理で奥様)が阿吽の呼吸で薪を投入していく。
お互いに窯焼きのお手伝いをし合うそうで、それは良い協力関係ね。
窯のすぐそばには薪が大量に積んである。
増渕さんによると本当は温度の計算のできるアカマツの薪が良いのだそう。
ほどなくして、赤く焼けた器を一つ窯の中から取り出した。これは特別?
窯の中で他の器が焼かれている中、取り出された器は急激に温度が下がっていく。
やがて、それはそれは美しい音が響き始める。
増渕さん曰く貫入の音。高く澄んだ音色。
窯の作業は炎との対話。
温度がどのくらいなのか、薪の量はどうなのか炎が教えてくれているように感じる。
(素人なので的外れかもしれないけれど)
ちょうど良いころ合いで薪をくべるのは終了。
入口を塞いで、これから数日かけてゆっくりと温度が下がるのを待つ。
ちょっと前まで炎が噴き出していたところも、すっかり大人しくなって。
穴から中を見せていただく。出来上がりが楽しみね。
春の陶器市にも一部出すと言う話なのでテントにうかがいましょう。
この日お手伝いで入った二人もやはりテントを出すそうで、そちらも楽しみ。
最後にお昼ご飯までいただいてしまったわ。
器は全部増渕さんの作品。良い色ね。
家に帰ってデータを見たら、増渕さんをきちんと撮っていなくてびっくり。
辛うじてこの程度。
炎に魅入られてそればかり撮っていたし、窯の周辺には野鳥がいっぱいいてそれも気になってしまって(言い訳だわ)
本当にお世話になりました。邪魔してなければ良かったのだけれど…。
益子の春の陶器市は、4月27日~5月6日ですよ。
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しかも、山の中じゃなくて住宅地から近いところに。
遠くからでも煙が見えたので、それを目印に車を走らせる。
この辺りは平たん地だと思っていたけれど、元々あった多少の傾斜の低いところを掘って高い方は盛り土したそうで。
周辺は住宅地だけれど?とうかがったら、窯を構えた頃この辺り一帯は雑木林だったと。
宇都宮のしかも住宅地のすぐそばに登り窯があるなんて誰も思わないわよね。
6日から火を入れて休むことなく最終日の8日。
お互いに窯焼きのお手伝いをし合うそうで、それは良い協力関係ね。
増渕さんによると本当は温度の計算のできるアカマツの薪が良いのだそう。
やがて、それはそれは美しい音が響き始める。
増渕さん曰く貫入の音。高く澄んだ音色。
温度がどのくらいなのか、薪の量はどうなのか炎が教えてくれているように感じる。
(素人なので的外れかもしれないけれど)
入口を塞いで、これから数日かけてゆっくりと温度が下がるのを待つ。
春の陶器市にも一部出すと言う話なのでテントにうかがいましょう。
この日お手伝いで入った二人もやはりテントを出すそうで、そちらも楽しみ。
器は全部増渕さんの作品。良い色ね。
辛うじてこの程度。
炎に魅入られてそればかり撮っていたし、窯の周辺には野鳥がいっぱいいてそれも気になってしまって(言い訳だわ)
本当にお世話になりました。邪魔してなければ良かったのだけれど…。
益子の春の陶器市は、4月27日~5月6日ですよ。
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by vivian-style
| 2019-04-16 22:00
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