映画 ホワイト・クロウ ~伝説のダンサー~ in 宇都宮ヒカリ座
2019年 09月 06日

先日、スケジュールの都合がついたので観てきました。
ストーリーは、当局によるヌレエフの恩師への尋問から始まり、ヌレエフが列車の中で生まれるシーンへ。
シンプルな音の構成と色味を抑えた映像により、ドキュメンタリー感が増しています。
ヌレエフを演じたオレグ・イヴェンコはタタール劇場の現役プリンシパル。
演技もできるダンサーはこの映画にうってつけですね。
強い瞳がヌレエフを彷彿させて、物語に説得力を与えていました。
本当はもっとバレエのシーンがあるかと期待していたのだけれど、やはり難しかったのかしら。
スクリーンを見ていて、思わず惹きつけられたダンサーの踊りにあれは誰だったかと後でチラシを見たら「セルゲイ・ポルーニン」と名前が!
彼が出ていると知っていたら、もっとしっかり見たのになぁ…予習していなかった自分のせいね。
それでも、ほんの少しの場面でも目を引くのは彼ならでは。
出てくるたびにどこかで見た顔だとは思っていたけれど(気づこうよ、自分…)
クライマックスの空港での場面では結末を知っているにも関わらず緊張して心拍数が上がったわ。
それにしても、冒頭の尋問されているヌレエフの恩師プーシキン役兼映画監督が、あの映画ハリーポッターシリーズのヴォルデモート卿とは。
そのプーシキンがヌレエフに語ったのは「技術だけを追い求めるのではなく、そこに物語を見出さなくては」。
これ、写真にも言える事ですよねぇ。うん。
そんなこんなで本当はもう一度見に行きたいけれど、時間がなくて残念。
ヒカリ座は設備は古いけれどマチナカにあって便利だし、結構面白い作品を上映してくれるのでおススメですよ。

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by vivian-style
| 2019-09-06 22:00
| 映画・舞台
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