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茶寮やすの ~冬を楽しむ茶懐石~

茶懐石に出席するのはこれで4回目。
毎回作法に戸惑うので、今回は自分の覚書として。

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時間になり、メンバーが揃ったところで中庭へ。


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正客から順にここで清めて室内へ。
履物は次の人が揃えて端へ並べていきます。


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テーブル席なので足は楽ね。
床の間に飾られている花は…


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こちら。あら、枝に文が結ばれているわ。
これは「懸想文」で、昔の恋文のこと。
当時、読み書きのできなかった庶民は「懸想文売り」に代筆を頼んでいたそうで、江戸時代に流行していたとか。
現在でも節分の2月3日と前日の二日間のみ京都市左京区の須賀神社に懸想文売りが登場して懸想文を授与しているそうです。
どんな内容の文なのか気になりますよね。


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お膳を受け取ったらお辞儀をして自分の前へ。


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お椀の蓋を取ったら合わせて右側に置きます。
ご飯は一文字。汁は梅麩。向付はヒラメの昆布〆。18:22


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まず最初は仙禽の立春朝搾り。縁起のいいお酒で宴の始まり。


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今回は無謀にも正客の位置に座ったので、取り分ける前の状態で写真が撮れるからある意味ラッキー。
先に蓋を下手に回してから、稲荷寿司を一つ自分のお皿へ。18:25
取ったら隣の人に回します。


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椀盛はかぶら蒸し。青梅と梅が添えられて。18:40


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懸想文の話や今回の会の趣旨を女将さんに説明してもらってから、しばし皆さんで歓談。
盃にはお酒が少ししか入らないので、飲みすぎなくて良いかも。


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焼き物は鰆。一つ取り分けたら次の人に回します。18:47


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煮物は飛竜頭と菜の花。18:48


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和え物は芽物(ゼンマイ、タラの芽、若竹)と貝。18:55
これを5等分して自分一人分を取り分けるのは凄く難しい。


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これも5等分して一人分を取り分ける。18:58
全部食べてしまわず、最後にひと口分だけお椀に残しておく。


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箸洗いは香りの強いフキノトウの葉と大豆が一粒。19:15
器が深くて凄く写真に撮りにくかったわ。


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八寸は車海老とおたふく豆。19:16
女将さんが取り分けてお酒を注いでくれるので有難くいただく。
本来ならここで千鳥(女将さんとお客様が互いにお酌し合うこと)だそう。 


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取り分けた香の物を先ほど残しておいたご飯に乗せて湯斗を注ぐと


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こんな感じ。こうして食べることによって器が綺麗になるんですよね。19:30


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向付のお皿を懐紙で拭って、この状態へ。
最後に全員で揃ってお箸を膳に置いたら終了。

一度また外へ出て、手を清めて鐘の音が鳴る(仕度のできた合図)のを待ちます。


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お茶席は先ほどとはがらりと雰囲気を変えて。


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冬は外から離れたところの炉を使います。


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若女将による炭手前。一つ一つの所作が美しいわね。20:10


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主菓子(おもがし)はうぐいす餅。20:20


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女将さんに立てていただいたお茶を一服。20:26


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干菓子は梅ね。20:44
ここで順番にお茶を立て合う。
ロウソクの灯しかないので手元が良く見えないから、泡立ちが全然分からなくて困ったわ。
私のお茶を飲んだ人に申し訳ない。

今回も素晴らしい時間を過ごすことができました。
ごちそうさまでした。


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営業時間 11:30~14:00 17:00~22:00 月曜定休
宇都宮市鐺山町2044-1  TEL.028-667-7382


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by vivian-style | 2020-02-25 22:00 | お酒・女子会 | Comments(0)

誤解している人が多いので書いておきますが、このブログで収入は全く得ていません。むしろ毎月会費を支払っているんですよ。


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