渡良瀬遊水地で探鳥会 ~ヨシ焼き後の野鳥達~
2022年 03月 10日
今月5日朝8時半から実施された渡良瀬遊水地のヨシ焼き。
野鳥に出会えたら良いなぁと、その3日後の8日に探鳥会をしました。
この状態を見るのは初めてですが、一面の焼け野原!
これでは野鳥たちは皆逃げてしまったかも…と心配しましたが、全くの杞憂でした。
目を凝らすと、意外に様々な野鳥がいるんですよ。
こちらは一触即発なトンビとハシボソガラス。
この後、トンビはカラスに追われて逃げて行きました。
地面はこんなに焼けていますが、鳥たちは何やら啄んでいるので虫が出てくるのでしょうか。
これはビンズイ。くちばしが煤で黒くなっていますね。
ただのノスリかと思ったら、ケアシノスリ。
ケアシノスリは冬鳥なので、そろそろいなくなってしまうかも。
昨年も思いましたが、ここではホオジロにやたらと遭遇します。
ホオジロのさえずりは「一筆啓上仕候(いっぴつけいじょうつかまつりそうろう)」と聞きなされるようですが、私にはまだそう聞こえたことはないのです。
いずれにせよとても綺麗な声なので、どこかで耳にしたら聞いてみてくださいね。
いずれにせよとても綺麗な声なので、どこかで耳にしたら聞いてみてくださいね。
鳴き声と言えば、この日ウグイスの初鳴きを聞きました。
鳴き声を基にメンバーが見つけてくれたウグイス。
この時期はなかなか姿を現さないので、見られて嬉しいわ。
渡良瀬遊水地と言えば、通常は名前の通り広い水辺が広がっているのですが、今は随分干上がって水辺は縮小しています。
そこに飛んでいたのはユリカモメ。
つい最近、都鳥(ミヤコドリ)はユリカモメのことだと知ったので、記念に撮影しておきました。
本当は遠すぎて画質がかなり悪いんです。
今回の探鳥会の目的はタゲリに会うことでしたが見つけられなかったので、せめてベニマシコに会いたいわね~と話していたら会えました!
願望は口にしておくものです。
上がオスで下がメス。とっても可愛いですよね。
歩道のブロックの上にいたアオジ。
撮っている時は気づきませんでしたが、右脚に脚環が付いています。なぜこの子に?
最初、キジバトが飛んでいるのかと思って見ていたらホバリングを始めたので、ハヤブサ?とカメラを向けたらチョウゲンボウ。
チョウゲンボウはこうしてホバリングしながらネズミ類の尿が紫外線を反射するのを見て、狙いを定めるそうですよ。
他にも色々出会いましたが、やはり最後はコウノトリで〆ましょう。
今年もまた営巣して卵もあるそうです。
渡良瀬遊水地出身のコウノトリが増えるのは嬉しいことですね。
この日は約5kmを野鳥を探しながら4時間かけて歩きました。
お散歩日和の穏やかな日で、心身ともにリフレッシュ。
お散歩日和の穏やかな日で、心身ともにリフレッシュ。
渡良瀬遊水地は、これから芽吹きを迎えます。
ハイイロチュウヒがいる間に、もう一度くらい行けたら良いなぁ。
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> 鍵コメントさん
そうなんですよ。
私も都鳥はミヤコドリだと思っていましたが、古典文学の中の表現からユリカモメのことらしいんです。ややこしいですね(^^;
そうなんですよ。
私も都鳥はミヤコドリだと思っていましたが、古典文学の中の表現からユリカモメのことらしいんです。ややこしいですね(^^;
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by vivian-style
| 2022-03-10 22:28
| 鳥を愛でる
|
Comments(2)