コロナとアーティスト２「光を探す日」 ＠be off

本日（20日）「コロナとアーティスト２～光を探す日～」の上映会が開催されました。

昼の部と夜の部いずれも完売となってしまったようですね。

私は早々に夜の部を申し込んでいました。

こういう催し物はたいてい一人で申し込んで観に行くのですが、会場では高い確率で知り合いに遭遇します。

まず、以前上映されたコロナとアーティストの続編という形で、前回がコロナになって１年経ったときの心境、今回は２年経って更にどう変化したかをドキュメンタリーにしたもの。

「不要不急」

この言葉に私たちは随分縛られましたね。

アートは不要不急。でも止めてしまう訳にはいかない葛藤。

この２年強、私ですら自分の在りようを何度も問い続けましたし。

ドキュメンタリーはそんなアーティストの内面を丁寧に追っています。

映画を見た後は、関わったアーティストたちと監督のトークショー。

鈴木智監督。

今回の続編ではインタビューの際に妻木さんから自分も問いかけられたことをきっかけに、自分の発言も結構収めたと。

監督なのでコワモテなのかと思っていたら、笑顔が可愛らしい。

ダンサー妻木律子さん。

続けること、積み重ねることの大切さを語ります。

アーティストは一方向では成り立たないんですよね。

見てくれる人、聴いてくれる人がいてこそのアーティスト。

新型コロナが猛威を振るう中、親に絶縁状を書かれたという女優の鵜飼雅子さん。

覚悟を持って活動していたのね。

工夫すればやりようはあるとポジティブな彼女らしいわ。

ギタリストの小川倫生さん。

思うようなライブ活動ができない中、酒店とのコラボをしたり活動の幅を広げているようです。

そして以前、妻木さんが躍った「漂流」の作曲をしたタベイトオルさん。

本日の話では「漂流」は17分の曲だったとか。

妻木さんから送られて来たグラフのような線を基に作ったそうで、それは送る方も受けて立つ方も凄いわね。

最後は東日本大震災のために小川さんが作曲した「雨の森」を小川さんとタベイさんが演奏。

妻木さんがダンスで表現します。

アーティストたちのコトバに胸がじんとしたり、思わず笑ってしまったり。

生演奏とダンスまで見られて濃密な90分間を過ごしました。

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