天井画『星宿と瑞獣』展 @文星芸術大学ギャラリー
2022年 06月 18日
今月28日(火)まで、文星芸術大学のギャラリーで天井画展が開催されています。
これは日光二荒山神社中宮祠の神楽殿に奉納されるもの。
奉納されてしまうと一般の人からはよく見えない位置になってしまうので、じっくり見るなら今がチャンスです。
雅楽殿の天井に瑞獣の画を囲むように配置される星宿(せいしゅく)。
大学の公式サイトによると、星宿とは古来中国から伝来して高松塚古墳やキトラ古墳に壁画として描かれた星座のことと。
そして、瑞獣(ずいじゅう)とは霊獣・聖獣・神獣とも呼ばれる祥瑞の獣のこととか。
そんな瑞獣の画の中で心惹かれた繁村周さんの八咫烏。
この角度の八咫烏の画は初めて見るわ。
羽の描写が美しくて、これは肉眼で見たほうが素敵。
窪井裕美さんの描いた鳳凰はデザインも色使いも美しくて、空間が華やいで見えます。
今回注目したのは谷中美佳子さんの白蛇。
比較的はっきりした色使いの画が多い中、とてもやさしい表現の作品。
近寄ると丁寧に重ねられた色使いがよく分かります。
これも間近に見られるメリットですね。
普段目にすることのない日本画の道具も展示してあるので、興味のある方はこの機会に是非。
開館時間 10:00~16:00 19日25日26日休館
宇都宮市上戸祭4-8-15 文星芸術大学 文星ギャラリー
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by vivian-style
| 2022-06-18 22:00
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