群馬 館林満喫コース ~正田記念館、製粉ミュージアム、県立館林美術館、多々良沼~
2022年 12月 17日
この日、友人に誘ってもらって訪れたのは群馬県館林市。
ウチから車で一般道を使うと2時間弱かかります。
まず最初に訪れたのは、正田醤油株式会社の敷地内にある正田記念館。
嘉永6年(1853年)に店舗として建てられたこちらの建物は国登録有形文化財。
入場無料で誰でも見学できる建物内には、正田家の歴史と醤油醸造に関する資料等が展示されています。
開館時間 10:30~14:00 平日のみ
群馬県館林市栄町3-1 TEL.0276-74-8100(代)
昨日の記事にアップしたパン屋さんで軽くお昼を済ませた後、訪れたのは館林駅前の製粉ミュージアム。
(音声ガイドは希望者のみ。無料。イヤホンは新品で使用後はいただけます)
音声ガイドを聞きながら展示物を見て歩きます。
これまで小麦に関して詳しく知りませんでしたが、可食部が米に比べて少ないんですね。
こちらでは製粉の機械や技術が分かりやすく展示してあります。
こちらのレトロな洋館が本館です。
日清製粉の創業期から事務所として使われていた建物だそう。
内部には日清製粉の歴史や初期の機械が展示してあります。
漆喰の装飾は鶴と亀をモチーフにしたもの。不思議にしっくり馴染みますね。
本館から日本庭園へ。
池に設置してある石臼は瑪瑙(めのう)でできていて、フランスで造られ北海道のトラピストで使われていたもの。
本館・新館、そして日本庭園と見ごたえたっぷりでした。
最後にアンケートを書いたら、お土産をいただきました。
お好み焼粉! 年末年始に子供たちがやって来たら、早速作りましょう。
製粉ミュージアムの公式サイトはこちら
群馬県には県立美術館が二つあり、そのうちの一つが館林にあります。
広々とした敷地にゆったりと建つ建物。ちょっと宇都宮美術館に似てるかも。
今月25日まで「かこさとしの世界展」が開催されています。
かこさとし氏は絵本作家ですが工学博士であり技術士(化学)なんですよ。
そのせいか、画の構成がとにかく興味深いんです。
個人的に、虫も野鳥もマニアックに書き込まれていて驚き。
奈良の大仏についての絵本(絵本と言うにはちょっと高学年向け?)も、少し前に奈良で実物を見てきたばかりなので真剣に読んでしまいました。
人気の絵本作家さんも訪れているんですね。
この企画展は一見の価値があると思います。
美術館に併設して「彫刻家のアトリエ」があります。
周囲の木立のせいか、ここだけヨーロッパの片田舎のような雰囲気。
内部には彫刻家フランソワ・ポンポン氏のアトリエを再現してあります。
ちょうど常設展には彼の作品が多く展示してあったので、このアトリエであの作品がと想像が膨らみます。
館林美術館の公式サイトはこちら
最後に美術館から車で3分の多々良沼へ。
すっかり暗くなってきてしまったので、そろそろ宇都宮へ戻りましょう。
群馬県の館林、これまで多々良沼ばかり訪れていましたが、あちこち見どころがあることが分かって良かったわ。
誘ってくれた友人に感謝です。
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by vivian-style
| 2022-12-17 22:45
| お出かけ・名所
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