大正8年製のヤマハオルガンは甦るのか @鹿沼コモンズ
2023年 03月 22日
知り合いから古いオルガンを分解するところを見に来ませんかと誘っていただいたので、興味津々で訪れたのは鹿沼コモンズの2階。
木製の足踏みオルガンが置いてありました。
ギャラリーは音楽好き、オルガン好きの面々。
ギャラリーは音楽好き、オルガン好きの面々。
今回は、修理の見積もりをしてもらうための分解だそうです。
現状チェック。もちろん音は出ません。
さっそく分解が始まりました。
最初に背板を外すと、内側に今で言うところの保証書が貼ってありました。
「山葉オルガン」とあります。現在の「YAMAHA」ですね。
この漢字を使うのは初めて知りました。
保証書から、オルガンが大正8年製で今年104歳ということが分かります。
よくこの状態で残っていたわとびっくり。
手際よく分解していくスタッフさん。
私たちギャラリーのために、一つ一つ解説しながら作業を進めてくれます。
ある程度オルガンの仕組みを知っておくと、これから先のメンテナンスに戸惑わなくて済むかもしれませんし。
鍵盤とその下にあるピンの関係の説明。
鍵盤の後ろ側のフェルトは虫食いだらけ。これは仕方ないわね。
鍵盤の下のリード部分を外します。
その裏側。いくつかピンが外れている個所があるようですが、パッと見た感じ綺麗です。
真剣に作業を見守る皆さん。
古いオルガンの修理依頼は結構あるようで、今頼んでも取り掛かれるのは半年後なんですって。
部品も残り少なくなっているそうで、ないものは作るとのこと。
このオルガンが甦ったら、演奏会を開いてくれるかしら。
その時は是非、燭台置きにキャンドルを灯して弾いてもらいたいわ。
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by vivian-style
| 2023-03-22 22:00
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