松江市 ご当地グルメを堪能する ~國暉酒造、亀田山喫茶室、酒場16番~
2024年 03月 03日
松江市のまち歩きの途中、観光協会の人に勧められた國暉さんへ。
昔は海鮮問屋だった情緒のある建物ですが、現在はお酒の醸造元です。
この間口の広さが往時の羽振りの良さを示します。
この辺りは、殆どのお店がこんな風に間口が狭いウナギの寝床ですから。
さて、國暉さんの店内へ。
試飲させていただけるとのことで、お願いしました。
こちらは古事記にあるヤマタノオロチが飲んだとされる八塩折之酒(やしおりのさけ)を再現したもの。
製法も教えていただいたけれど、管理の難しい手間のかかるお酒。当然価格も上がります。
製法も教えていただいたけれど、管理の難しい手間のかかるお酒。当然価格も上がります。
試飲させてもらったけれど、確かにこれならヤマタノオロチですら酔ってしまうかも。
さすがにこれは買えないので、試飲して気に入ったものを自分への誕生日プレゼントとして購入(この日は誕生日前日でした)
因みにこちらのラベル、西陣織なんですよ。
剥がしてコースターとしても使えるそうで、この発想はなかったわ。
國暉酒造
営業時間 10:00~18:00
松江市東茶町8 TEL.0852-25-0123
こちらは松江城の堀の内側にある興雲閣。
大正天皇の迎賓館としても使われた建物だそうで、島根県指定有形文化財となっています。
実はこの中に亀田山喫茶室があるんですよ。
松江城見学の後にはこちらでちょっと休憩です。
頼んだのは濃茶のアフォガート。
松江と言えばお茶文化で有名だそうで、お茶や和菓子が充実しているんですって。
添えられていた亀のクッキーを飾り付けてみました。
可愛らしくて食べてしまうのがもったいないですね。
外観は洋館でしたが、中は和洋折衷。
造りの面白さにきょろきょろしながら、アフォガートをいただきます。
濃茶とアイスクリームって思った以上に相性が良いわ。凄く美味しい~。
亀田山喫茶室
営業時間 9:00~16:00
松江市殿町1-59 TEL.0852-61-5001
松江の夜は駅からほど近い酒場16番。
今回の旅、飲食店のチョイスはグルメな友人に任せっきりでした。
おかげで毎回美味しいお店で本当に有り難かったわ。
一番乗りで入りましたが、平日なのにこの後すぐに席がすべて埋まってしまったので人気の高さがうかがえます。
ここでも置いてある地酒をすべていただきましょう。
因みに右側の裏死神は、名前が強烈ですが味はスッキリと飲みやすくて私好みでした。
突き出しはお豆腐のアカモク乗せ。
アカモクが気に入ったので、今度近所のスーパーで見かけたら買ってみようかしら。
ここから先のお料理は全てシェアしています。
友人がこのお店を選んだ理由がこちら。
十六島のり(うっぷるいのり)の炙り。
絶対に読めないわ。どちらかと言うと、北海道の地名のような音。
「日本最古の高級岩のり」と呼ばれ、出雲国風土記にも記された天然岩のりとメニューに書かれています。
高価なので、地元の人でも普段は食べないそう。
何もつけずにこのままいただくとしっかりとした味で、日本酒のアテにぴったり。
お酒がぐいぐい進んでしまいます。危険だわ。
鯖ポテトサラダ。
鯖の燻製をほぐしてポテトサラダと混ぜて食べるんですよ。
彩りに入っているイクラが霞むサバの燻製の味。
ポテトサラダと燻製は相性が良いので、これは間違いないですね。
二人とも燻製好きなので、燻製の盛り合わせ。
奥から鮭はらす、はたはた、明太子。
蓮根まんじゅう。ここでちょっと小休憩。
蓮根が大好きなので、ふわふわの蓮根まんじゅうは嬉しいわ。
大山鶏塩レバー。
低温調理した鶏のレバーは柔らかくて臭みもなくて。
こんな風に食べるのは初めてだけれど、これも好きだわ。
鹿糠さんの猪肉煮込み。
鹿糠さんとは? パンフレットによると、華麗な経歴を持つシェフが奥出雲に移住してジビエの加工販売もしているようです。
木次しろうさぎ豆腐の冷奴。
ブランド名が出雲らしいですね、濃厚なお豆腐です。
鯛わた塩辛。
ここのお料理は見た目も綺麗だし、本当に日本酒に合うものばかり。
気になって頼んでみた島根の板ワカメおむすび。
ノリじゃなくてワカメ。
ご飯が美味しいせいか板ワカメの食感と味が良いせいかペロリと食べてしまいました。
松江と言えば、宍道湖のシジミ汁は外せないですね。
奥は味噌仕立て、手前はすまし汁。
しっかりとシジミ汁を味わって〆。
よく食べてよく飲んだわ。
このお店、人気があるのも納得の味と内容。
是非とも再訪したいと思いました。
酒場16番
営業時間 18:00~24:00 日曜、第1第3月曜定休
松江市寺町208 TEL.0852-61-0106
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by vivian-style
| 2024-03-03 23:35
| お酒・女子会
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